東京工科大学と連携し「コーオプ教育*」を実施 #2

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 真のキャリア教育は学生時代から。プロフェッショナルへの第一歩を目指す。

神奈川| 2024年6月5日:
株式会社GLW(本社:神奈川県横浜市港北区、代表取締役:大野秀昭、以下、GLW)は2024年4月15日から同6月4日までの7週間にわたり、東京工科大学(八王子キャンパス:東京都八王子市片倉町、香川豊学長)のコーオプ教育*の一環として、学生2名をインターン生として受け入れました。
GLWは昨年東京工科大学と協定を締結し、昨年からインターン生の受け入れを行なっています。
本格的な就業経験の提供で、学生のキャリア形成を支援しました。
インターン生は自動車の車両データやレースの走行データの解析業務に従事し、自動車業界における電気電子エンジニアの仕事を体験しました。
富士山すそので行われたラリー前、社員と記念撮影をするインターン生(右)と当社社員


GLW本社にて、データ解析に励むインターン生

⚫︎インターン生のコメント
「実践的な電子制御、データ解析を学ぶことができ、非常に有意義な時間が過ごせました。また最新のモビリティー技術に触れる機会も多く、大きな刺激を受けました。実際の車両のECUからCANデータを取得し、ハンドルの舵角やアクセル、ブレーキなどのデータを解析し、ドライビングのフィードバックまで体験することができました。事前に用意されている物はほとんどなく、車両データを取得するためのOBDツールの配線や、Arduinoというマイコンボードを使用したプログラミングなどの事前の設定から、全て自分たちで行いました。そのため、初めてCANデータが取得できた瞬間は大きな達成感があり、今でも鮮明に覚えています。データ解析結果を報告する際の報告書の書き方についても指導教官から様々指摘を受けることも多く、技術に関すること以外でも学ぶことが多かったです。エンジニアとしても人間としても大きく成長し、社会に出る前の準備ができたと感じています。今後のキャリアにとって重要な意味を持つ体験でした」

⚫︎指導教官の牛島隆宏のコメント
「二人にとっては非常に難易度が高くチャレンジングな内容を用意したので、7週間で最後までやり遂げられるか心配でしたが、何とか食らいついてやり切ってくれたので感心しました。実践的なエンジニアの業務を通じて、モビリティーの開発のイメージがついたことと思います。この7週間が二人にとって学びに溢れたものであれば嬉しいです」

最終日にGLW本社にて表彰式を行った様子
普段は愛知県にいる指導教官はリモートで参加しました

⚫︎*コーオプ教育: Cooperative Educationの略。
1906年に米国シンシナティ大学工学部で「学内の授業プログラムと学外の就労体験型学修プログラムを交互に受けるカリキュラム」が開発されたのが始まりとされ、その後米国・カナダ・欧米では盛んに採り入れられている教育手法です。
短期間(2週間程度)で実施されているインターンシップとの大きな違いは、企業の一員として賃金が支払われることや、長期間の受け入れにより企業が積極的に教育に関わることが挙げられます。

⚫︎取組みの概要
本取り組みは東京工科大学と受け入れ企業間の相互の連携により、学生に実践的な学びを与えることを目的としています。
GLWでは、インターン生はインターン生は自動車の車両データやレースの走行データの解析業務に従事し、自動車業界における電気電子エンジニアの仕事を体験しました。
今後はコーオプ教育をはじめ、社員一人ひとりがプロフェッショナルとしてお客さまとの共創をより一層促進できるよう、幅広く社内外での教育に取り組んでいきます。

GLWについて
株式会社GLWは、モビリティー業界において専門技術サービスを提供するビジネスソリューション企業です。
社員一人ひとりの持つ技術力を武器に、受託開発や技術コンサルティング、エンジニア派遣サービスを展開しています。
創業3年目の若い会社ですが、社員数は既に70人を超えており、日本中の自動車メーカーおよびサプライヤーの設計開発業務を支えています。
社員構成上の特徴は、外国籍社員の割合が7割以上である点です。
豊かなダイバーシティと技術力の掛け算で、日本のモビリティー業界を変革に導きます。

<本件に関するメディアからのお問合せ先>
株式会社GLW 人事部/海外戦略部 シニアリーダー 杉浦 真吾
TEL: 045-900-8393  E-mail: soumu-general@glw.co.jp

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