5/16~5/17に静岡県で開催されたTOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge第3戦 富士山すそのにGLW Racing Teamが参戦。
今シーズンは新入社員の加藤光空をドライバーに据え、コ・ドライバーの杉浦真吾がサポートする体制でラリチャレに臨んだ。

この4月に新卒として入社しライセンス取得から間もない加藤にとっては初めてのモータースポーツの大会となる本戦、まずは完走を目指す。
ラリチャレ参戦3年目を迎えるGLW Racing TeamとVitzだが、今シーズンからはVitzとYARISが混走するCH-2というクラスに変更された。
過去2戦のリザルトでもマシンスペックに勝るYARISがクラス内上位をほぼ独占している状態だが、一つでも上の順位に食い込みたい。
加藤・杉浦両氏は昨年までのオンボード映像を見返したり、ネット上に上げられている他エントラントの動画を参考にしたりしながらイメージトレーニングを進めた。
トヨタ自動車東富士研究所も位置する裾野市はクルマ文化・モータースポーツ文化が根付き町の方々の熱量も高く、そこに荘厳な佇まいの富士山のバックグラウンドが重なり、多くのラリチャレ会場の中でも人気の町だ。

セレモニアルスタート直後のSS1は昨年のドライバー大野秀昭が同車両で37.4秒とクラス内トップタイムを出しておきながらミスコースを冒した苦い記憶の残るコース。
加藤は林道を得意としているもののパーク内SSは苦手としており、48.5秒でクラス内21位という結果でスタートした。
林道のSS2、SS3はSS1よりは良い走りができたものの、車両理解・タイヤ理解がまだ十分に進んでおらず、17位、16位に沈んだ。
最長のSS2はトップから36.6秒ビハインドという内容だった。
順位としては低調ではあるものの、SS3の後半からはタイヤグリップの感覚を掴み始め、後半のSSでのタイムアップに期待がかかる午前中の終わり方であったと言える。

休憩直後のSS4は43.9秒で16位だった。
上位陣には大きな溝を開けられてはいるが、このショートコースで午前中から4.6秒縮めており、車両理解が進んでいる証左となった。
続くSS5では午前中よりもコーナーでの減速を大幅に減らし、コ―ナー通過速度が劇的に速くなった。また立ち上がり時のアクセルもかなり手前から踏み込めるようになり、一つ一つのコーナーで午前中とは見違えるほど違いが生まれた。
ところがSS中盤でコドラの杉浦がまさかのロスト。20秒ほどの区間を加藤が自分の勘と午前中の記憶を頼りに走らざるを得ない展開に。すぐに復帰はしたものの、このロストを原因として恐らく2秒ほどのタイムロスに繋がっていそうだ。
結果、当SSはクラス内15位だった。

気を取り直して迎えた最後のSS6ではお互いの息が良く合い、またこれまでSSを5つこなしてきた甲斐もあってか加藤の車両理解も大分進み、午前中から5.5秒削ってクラス内13位の成績を残した。
コドラ杉浦のミスでSS5前にTC早着をしてしまい10秒ペナルティーを取られてしまい、最終的な順位はクラス内17位だった。

タイムも順位も誇れるものではなく、一言で表せば「モータースポーツの洗礼を浴びた」という内容であったが、ドライバーの加藤は今回がモータースポーツの初戦、杉浦とのペアも当然初めてであったため、まだまだこれから改善していける点は多いだろう。
むしろ午前中から各SSで5秒程度のタイムアップを果たしており、今後の伸びしろに期待が持てる。 全SSでスタートに失敗しており、スタートの練習と前述の通りジムカーナの経験を積む準備は必須だが、林道の走りについては次回以降良い位置で戦えるだろう。

【ドライバーコメント】
加藤光空選手:モータースポーツ自体が初めてだったため右も左も分からない状態でしたが、多くの方々からサポートしていただいて参戦でき、感謝の気持ちでいっぱいです。
車に少しずつ慣れてきた実感があり、今回よりも良い順位を目指して頑張ります。
6月末の次戦ではしっかり結果で返したいです。
【コ・ドライバーコメント】
杉浦真吾選手:これまでは先輩達に引っ張ってもらい様々なサポートを受けながら競技に集中することができていましたが、今回は人事として日頃から新入社員研修をしていた新卒社員を引っ張っていく立場になりました。
そのような中で自分自身のミスでTC早着を冒してしまったり、ロストしてしまったりと、足を引っ張ってしまい反省点が多い週末でした。
全体としてはドライバーの加藤選手を上手くモチベートし、アシストできた場面も多く、確かな手応えも感じています。
1年間シーズンを通すのが楽しみです。

GLWについて
GLWは、モビリティー業界において自動車専門技術サービスを提供するビジネスソリューション企業です。
社員一人ひとりの持つ技術力を武器に、受託開発や技術コンサルティング、エンジニア派遣サービスを展開しています。
創業5年目の若い会社ですが、社員数は既に130人を超えており、日本中の自動車メーカーおよびサプライヤーの設計開発業務を支えています。
社員構成上の特徴は、外国籍社員の割合が7割以上である点です。豊かなダイバーシティと技術力の掛け算で、日本のモビリティー業界を変革に導きます。
GLW Racing Teamは社員チームに拘り、モータースポーツと設計の良いフィードバックループを生み出し、もっと良いクルマづくりに貢献します。
今シーズンはGR86/BRZ Cup、TOYOTA GAZOO Racing Rally Challengeに参戦します。
<メディアからのお問合せ先>
株式会社GLW 海外戦略部/人事部 シニアリーダー 杉浦 真吾
TEL: 045-900-8393 E-mail: newg-recruit@glw.co.jp